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TOMMY HANSONと話す

ラスベガスからバンコクへ。

インディペンデント・ミュージック・シーンでバンコクのさまざまなアーティストとコラボしている。

写真:Suphakorn Buayangtoom

Mainland SEA Talk

2019年7月5日

 

インタビュー&テキスト:Thanart Rasanon

和訳:Miho Oashi

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フェイスブックのメッセンジャーでトミーに電話した日曜の夜、僕たちは「Brownstone Studio」に着いた。トミーは「1階で会おう」とはっきりとしたタイ語で言った。もちろん、タイ語が話せる多くのアメリカ人がそうであるように、少しのアメリカン・アクセントをともなって。トミーはいつもの優しい笑顔で降りてきて、僕とフォトグラファーをスタジオの2階へと迎え入れた。部屋へ入ると、さまざまな種類のスピーカーや、ケーブルの山、ヴィンテージのオーディオミキサー コントロールデスク、レコード、ハードウェアシンセサイザーとエフェクト、伝統楽器、ひととおりのオーディオやミュージック・ギアに囲まれていることに気づいた。彼のワールド・ミュージックに対する探究心と情熱は明らかだ。ユーロラック・モジュラーシンセサイザーが置いてあるという彼の寝室も見せてくれた。彼は自分の子ども(センセサイザー)を僕らに紹介して、それからどのように演奏するのか見せてくれた。それは本当に素晴らしい時間だった。

シンセサイザーでジャズピアニストのPhonlawatも来て、一緒に演奏してくれた。僕らは、彼らが今夜出演するショー(ギタリストのBaankとVJのMichealとともに演奏する)で「Studio Lam」に向かうタクシーを捕まえるまで、いろいろと話をした。

 

トミーはバンコクに住んで7年になる。その間バンコクのインディペンデント・ミュージック・シーンを旅してきた。音楽を作ったり、タイの有名なレゲエバンド「Srirajah Rockers

」や「Sticky Rice」でのダブ・エンジニア、それからタイのワールド・ミュージック・バンド「Yaan」でパフォーマンスも行っている。また、アンビエント・ギターのソロ・プロジェクト「Para Sabda」も、幻想的な世界観で面白い。

 

また、Studio Lamでの「Healing Sunday」のキューレートも行っており、即興演奏とさまざまなアーティストにフォーカスした、思い出に残る音のトリップを数多く主宰している。

 

-現在、バンドと、「Healing Sunday」でアーティストとコラボするソロの仕事でタイ全土をツアーしているけど、直近のギグはどうだった?

 

「Healing Sunday」は毎月1回日曜の夜に行うイベントとして、キューレーションして欲しいとStudio Lamから頼まれたんだ。僕が参加している「Yaan」とStudio Lamの付き合いは長いから。僕はミュージシャンの友達が多くて、よく連絡を取り合っているから、キューレーションするとしたら彼らと僕がコラボするような内容にしようと思ったんだ。いつも素晴らしくて、Studio Lamで演奏するのが本当に好きだよ。彼らは面白い音楽にコミットするし、志を同じく楽しもうとする人々にとって素晴らしい環境を作ったと思う。

 

一番最近のイベントは素晴らしかったよ。「Chinabot」レーベルのAYANKOKOから連絡を受けて、彼のユニークなサウンドに包まれた夜だった。彼とのコラボレーションは本当に素晴らしかった。僕らの音のテイストはとても近いことがわかったんだけど、完全に異なるアプローチ方法なんだ。けどお互い本当にうまく機能したよ。これまでのイベントでは、日本人の友人ユウキやインド楽器を演奏するカネコテツヤ、バンコクのバンド「Stylish Nonsense」のJunなど、数多くの面白いコラボレーションをしたよ。Keith Hillebrandtともいま話を進めているんだけど、近い将来、タイに住んでいるアーティストとタイを訪れているアーティストの両方と面白いコラボレーションができたらいいなと思ってるよ。今週のイベントでは、タイのジャズ・ピアニストとシンセサイザー・プレイヤーのPhonlawat Hirunwatcharapruck と、ギターのChainad (Baank) Bavorntreerapakが登場予定。Baankと僕は「苦バー」というバンコクにあるミニマルなバーでどこかの日曜日に毎月1回プレイしてるんだ。それは2年間に渡り行ってきた、アンビエントプロジェクトなんだよ。彼は半即興でギターを弾いて、僕が彼の音をエレクトロニクスに通して、リズムと新しい音のレイヤーを作ってるんだ。

 

3つのバンドで定期的にライブとツアーをしているけど、即興演奏と実験音楽を通じて“音楽”を知ったから、日曜のプロジェクトはミュージシャンとしての好奇心や自由な部分を探求し、満足させるための良い機会なんだよ。

写真:Suphakorn Buayangtoom

-どうやって時間を調整してる? まだ英語の先生もやってるの? 英語の先生とミュージシャンはどんな相互作用があると思う?

 

まだ教えてるし、これからもそのつもり。楽しいからね。教えることは素晴らしいことだし、次の世代の人のために僕の時間を役立てられるのはすごくハッピーなことだと思う。言語を教えているけど、直接的に音楽とは関係がないと思う。けど、アーティストとして100%を音楽にフォーカスしているわけでもないからね。物語や作文、言語的で内包的な発展、比喩や象徴的な描写を教え、また学んでる。言語を通じても自分の情熱をシェアできるとわかったんだ。これらはどんなアートにも大切で、言葉と音楽がまったく異なるものだとは思わない。

 

けど、両方のライフスタイルを両立させるのは結構難しい。お金がなくちゃ生活できないし、ミュージシャンはあまりお金にならない。だから真剣にこの仕事をする必要がある。なので、お酒を飲み過ぎないこと、先延ばししないこと、かなり正確なカレンダーを作っているよ。あまり寝てないけど、確かにちょっと不眠症気味でもあるんだ。

 

結局のところ、アートとコミュニティに関わることが幸せだから、それにすべての時間を費やしても構わない。時間管理というより、献身差の方がはるかに重要だと思う。

-最近モジュラー・シンセサイザーにもハマってるよね。どんなものを持ってるの?

 

モジュラー・シンセサイザーが好きなのにはいくつか理由があって、第一により大きなシステムには平均的なシンセサイザーより優れた要素があること。だから、Moogシンセサイザーと、1998年以降リリースされたMoogとのセミモジュラーユニットのMoogerfoogerシリーズを集め始めたんだ。これは僕にとっての初めてのモジュラーシステムで、音が本当にきれい。

 

二つ目の理由は、モジュラー環境の高度な機能性。それ以外の方法では作れない音が作れる。例えば、ウェーブ・フォールディング、ピッチ・クォンタイザー、ウェーブ・インバージョンなど。グラニュラー・シンセサイザーは平均的なシンセサイザーでは見つけられないようなツールが揃ってるんだよ。

 

三つ目の理由は、僕とソフトウェアとの関係がよくないんだ。触ってちゃんと感じたいからね。Max/MspやPure Dataといったソフトウェアを使うのは好きだけど、コンピューターで音楽を作るのはあんまり好きじゃない。即興演奏ミュージシャンとして、音楽から期待できる楽しみがなくなってしまうからね。すべてのノブとジャックを揃えたモジュラー・シンセサイザーはすごくインタラクティブで、接続の仕方で無限の可能性がある。いつも驚きを得ることができるよ。

写真:Suphakorn Buayangtoom

最近は、おそらく競合であろうユーロラック・モジュールでも演奏してるよ。ユーロラックモジュラー・システムとその会社のブームは、音質コンポーネントとDIYの性質の水準を下げるから、ちょっと危険だよね。見返りとして、競争率の高い市場とサウンドメーカーのコミュニティを得たけど。だから僕も興味を持ったんだよ。ユーロラックコミュニティではとてもクリエイティブな楽器が日々プロデュースされてる。単に面白い楽器だからというのではなくて、オーディエンスや作曲家にとっても挑戦だから、音楽業界への未来的なアプローチの仕方だと思う。僕はサイアム・モジュラーのファンだよ。タイでもユーロラックに繋げられるように設計された低価格モジュラー・シンセサイザーで、チェンマイで作られてるんだ。モジュラー・シンセサイザーは、DIY精神を持つ人々と実験家にはビッグチャンスだし、コミュニティにもポテンシャルがあるからね。バンコクの音楽業界にもいい影響を与えると思う。

 

僕が今組み立てているシンセサイザーは、リズムやおなじみの音はもちろん、型破りで表現豊かなものを作ろうとしているんだ。リズムへのモジュラーアプローチはとてもエキサイティングだと思う。ドラムサークルに引き戻し、永遠に迷子になってしまうよ。僕の棚はいつも入れ替わっていて、たくさん話すことがあるから、まずはお気に入りの3つのモジュールについて話すね。1つ目は、Mutable InstrumentsのRings。modal synthesisが可能なレゾナンス・シンセサイザーで、非常にオーガニックな音を作るんだ。それは僕にとってすごく気持ちがよくて、長いドローンやギターのストラミング、木管や金管のパーカッションの音さえ作れる柔軟性のあるモジュールケーブルだよ。2つ目のお気に入りのモジュールは、僕のシステムのモジュールで、Noise EngineeringによるZularic Repetito。このモジュールは、メトロノームとして、伝統的なアフリカのドラムをベースとしたリズミカルなパターンに分類するんだ。それぞれの要素を異なる音に接続できる。これらのレイヤーはメトロノームとの関係性でアジャスト可能で、ゆっくりと延長して進化するポリリズムのビートを作るんだ。3つ目は、4MSのDual Looping Delay。これは僕の良き友達でもあり、ヒーローでもある、長年ホアヒンに住んでいるGary Hallが作ったんだよ。ダブとアンビエントのミュージシャンとして、何百ものディレイ・ユニットで演奏してきたけれど、これは本当にスペシャルなユニットだよ。ルーピング・ディレイとして、入力信号のピッチを常に維持するんだ。それはいつも変化する窓の外を眺めるようなものだよ。しかも、リズミカルなエフェクトを作れる、トリガー可能なループのフリーズとリバースのオプションもあって、すごいおすすめだよ!

-ラスベガス出身だけど、なんでバンコクに来る前にイサーン(タイの東北地方)を選んだの? そこで何をしてたの? タイに来たのは2012年くらいだよね。タイに来る前は何をしてたの?

 

タイへ来ることになった経緯は長くて複雑であんまり覚えていないんだけど、タイへ初めて来たのは2007年だったと思う。その頃僕はまだ若くて、タイの地方にいるいとこのところにステイしてたんだ。半年くらいいたんだけど、旅行として考えてた。僕にとってすべてが新鮮で何もかも違ってたよ。ラスベガスで大学を卒業した後、好奇心からまたタイの地方に戻って、2012年までプラーチンブリー県で英語教師として働いたんだ。それからバンコクに引っ越して、今に至る。まだ地方が恋しいよ。ミュージシャンやアカデミックとして、バンコクでの生活はいいと思うけど、歳を取るにつれ、自然やゆったりとした地方のライフスタイルを恋しいと思うようになったよ。

 

ラスベガスは僕にとって本当に過去のものなんだ。変化が早く、移民の街だよ。僕の家族を訪ねて帰ったときも、くつろげなかったし。僕はそこで育ったし、たくさんのことをしたよ。高校の時はいくつかのスカバンドで演奏したし、大学では「ソーラー・パワー」という2ピースロックバンドで演奏した。このバンドは「Pink Guns & Floyd Roses」としてバンコクで生まれ変わったんだけどね。大学在学中は、オーガニックマーケットとかレコードショップとか、臨時教師とか、いろいろ副業もしたね。それから僕と友人のプライベートなパーティのために、大きなサラウンド・サウンド・スピーカー・システムを組み立てて砂漠に持ち込んだりした。今、僕の友達のほとんどはラスベガスを離れて、各地に移住してるよ。僕はいつもアメリカの社会の一部として心地よくないと感じていたけど、状況が悪化してるね。もしかしたら将来アメリカで多くの時間を過ごすかもしれないけど、でもそれはラスベガスじゃない。

写真:Suphakorn Buayangtoom

-タイのミュージック・シーンとはどうやって繋がったの? タイで初期に知り合った人は誰? どうやってバンド「Yaan」と「Srirajah Rockers」に参加したの?

 

一番最初は、「Harmonica」っていうヴェニューで。オンラインで小さなシューゲイザーのイベントフライヤーを見かけたんだ。タイのバンド「Hariguem Zaboy」の初期のライブだったと思うよ。そこで「バンコク・ポスト(新聞)」の記者で音楽コレクターのTat Bunnangに出会って、彼は本当にフレンドリーでシラパコーン大学(タイの美大)で開かれた「ギフト・ミュージック・フェスティバル」に招待してくれたんだ。そこでタイのバンドに夢中になって、多くの外国人が知り得なかったバンコクの若々しい一面に気づいたんだよ。

 

それからたくさんのバンコクのイベントに参加し始めた。僕がサウンド・エンジニアだったって言ったら、アンダーグラウンド・イベントでの音響問題を解決してほしいと言われて。そこでC3Sサウンド・システムの持ち主でもあり、親友で、僕が最初にメンバーになった「Sticky Rice」のメンバーでもある、Nui Chengに出会ったんだ。つまり、Sticky Riceのシンガーに行き着いた。僕がダブ・レゲエに興味があって、ライブ・エフェクトの方法を試したことがあるって言ったら、彼は興味津々で、バンコクに住み始めて2ヶ月も立たないうちに所属するバンドを見つけたんだ。「パンダ・レコード」のツアーをしていて、Nuiともライブしたり面白い音楽フェスのオーガナイザーでもあるTokin Teekanunとも近しくなった。「Yaan」を見たのは、「ストーン・フリー・ミュージック・フェスティバル」の3年目の時。彼らは僕がSticky Riceでやっていることを気に入ってくれて、バンドに招待してくれたんだ。

 

Yannに加わってから、もっとコラボレーションに興味を持つようになって、タイのレーベル「SO::ON DRY FLOWER」の創設者でもあるKoichi Shimizuがキューレートしたコラボレーション・プロジェクトに夢中になったんだ。YaanのベーシストのBananaとSrirajah Rockersのシンガー・Winと一緒にやってたよ。Winと一緒に仕事をした後、フルタイムでダブの仕事をするのはどうかって誘われたんだ。それ以来、Srirajah Rockersとは3年、Yaanとは5年一緒に演奏しているよ。

 

-シラパコーン大学で、ソニック・アーツの修士号を取得しようと思ったきっかけは何?

 

Nui Chengに出会った直後、Nuiは僕に大学教授だったJean-david Caillouët(JD)を紹介してくれたんだ。JDとはすぐに友達になり、アートとサウンドのクレイジーなアイディアを共有するために頻繁に会うようになった。この会話を彼の大学に持っていくべきだということが明白になって、もし彼がそのプログラムを作るなら、僕はソニック・アート・プログラムの学生になることを約束したんだ。何年か後にプログラムが実を結び、僕は最初の学生になったんだ。インスピレーションは欧米とアジアで見たものを結びつけ、タイを離れずに技術とアイディアを深く掘り下げて学問へと還るための方法だったと思う。

 

-ソロ・プロジェクトの「Para Sabda」はどこから来てるの?

 

「Para Sabda」は、僕のおすすめする本『Sonic Theology』から取った興味深い名前だよ。ヒンドゥー教のコミュニケーションとしてのいくつもの音の段階を描いた言葉として使われるんだ。Para Sabdaとは、口で話されるのでなく、心から聞こえ、耳には聞こえず、心臓に入る音として表現される「最高位」のステージなんだ。僕がこれを好きなのは、音がメッセージやジャンルではなく、他のレベルの意識としてのコミュニケーションだってこと。今日、僕はあまり理想家ではないし、ニックネームの代わりに僕の名前を使うのが普通けどね。

PARA SABDA - VIRGO + VIRGA

-2012年からギターのライブ・プロセスのソロ・プロジェクト・アルバムをリリースしてないよね。将来新しいアルバムを作る予定はある? コンピュータに頼らず可能な限りレコーディングしたいって言ってたけど、アンチというわけではないよね。パフォーマンスとホーム・スタジオの旅を同時にできる? 古い友人であるDAWsとPCはトミーを恋しく思ってるんじゃない?

 

いや、過去を評価しすぎることは問題だよ。2012年のソロ・プロジェクトは、Para Sabdaとして、それからソロ・ギタリストとしてラスベガスに別れを告げる、大きなプロジェクトだったよ。ハワイに住んでいた数年でセカンドアルバムを作ったんだけど、リリースしてないね。

 

「今この瞬間にいる」ことが大切。あまりにも計画を立てすぎたり、台本通りや人工的なメディアは不健康だし、将来の見方に不調和をもたらすと思う。インターネット上にある音楽やメディアに衝撃を受けたり、自分もその一部になるのが嫌だったから、ここ数年は他の人とのライブやパフォーマンスにフォーカスしてたよ。現在は変わった気がするし、今シェアすることはたくさんあると感じてる。今レコーディングスタジオを作っていて、今後数年間、スタジオでアイディアを試したり、僕の周りにいる才能のある人々とレコーディングしたいと思ってるよ。

写真:Suphakorn Buayangtoom

-トミーのライブや昔のアルバムで聴いたように、本当に実験的なアンビエント音楽に夢中になってるんだね。インスピレーションを得たアーティストや、今ハマってるアーティストやアルバムがあったら教えて。

 

10代の頃に初めてインターネットにアクセスして以来、音楽を飛び回ってきたけど、自分に影響を与えた人を特定するのは難しいね。特定のアーティストの音というより、ライフスタイルとしてのアンダーグラウンドコミュニティやアメリカン・パンクに影響を受けたよ。コミュニティの中で、ずっと好きなアンビエントグループのひとつでもある「Windy & Carl」。それから、ラスベガスのハウスパーティでインタラクティブなコンピューターや実験的ビジュアルの可能性に僕を導いた、インタラクティブ・サウンド・アーティストの二人組である「Lucky Dragons」が大好き。それから、ジャマイカの初期のレゲエ・アーティストのファンで、僕の音楽的アプローチのほとんどはダブを聞くことで、制作方法を得ているんだ。分解することを目的としているから、実際にはダブはミニマムだしアンビエントはシンプルなんだ。それから普段はあまり聴かないけど、 「La Monte Young」「Karlheinz Stockhausen」「Luigi Russolo」のように、僕の見方を完全に変えたミュージシャンもいるよ。

 

もちろん、バンコクのライブなどを観てない間は、エレクトロニックとかポップミュージックもフォローするようにしてるよ。未来的であるほどいいよね! イギリスのPC音楽レーベルとか、東京のレコードレーベル「Plop」とかの音楽をよく聴くよ。もちろん、LAのアンビエント・ミュージシャンの「Ana Rxane」のようなインターネット音楽の壮大な世界に浮かぶ宝石のようなものもね。

 

-フェイスブックで毎月「僕がハマってるもの」「僕がハマってないもの」を投稿してるよね。どうやって始まったの?

 

フェイスブックがあんまり好きじゃないから、真剣に受け止めないようにしてるんだ。SNSが感情の出口としていい結果をもたらすかはわからないけど、このリストを知り合いとのミニディスカッションをするための楽しいやり方として始めたんだ。友達と会って、すでに5つのトピックについて話し合っているから、実生活でもとても楽しいよ!

 

これらの投稿はおそらく、僕のひとつのフェーズか実験に過ぎないよ。奇妙なことは、小さな鏡を見るようなもので、世界は肩の上で停止してるんだ。去年、フェイスブックを通じて家の中のてきとうなオブジェを販売して、メッセージでそれらを売るという原則を使用してみたんだ。僕のタイムラインで見れるよ。ただただ面白かったけど、うまく行ったよ! 全然価値のないものをたくさん販売したんだ!

 

写真:Suphakorn Buayangtoom

-タイ語と英語の言葉で遊ぶのが本当に好きだよね。どうやってタイ語を書くことを学んだの?

 

うん。フェイスブックのリストでさえ、怠惰な詩みたいなものだからね。さっきも言った通り、言葉と音は非常によく似ていて、話す時には実際は同じものだと思ってる。別の言語は、まったく新しいスケール、方法、音色、それから楽器のようでもあるよね。だから言葉を使って音を作る:synthesizing(合成する)、harmonizing(調和する)、 sequencing(配列)

 

言語を教えることも僕に影響を与えてきたよ。言葉を使う仕事をしてるし、基本的なタイ語は田舎の生徒と言葉を交換することで学んだよ。タイ語のリーディング力は向上してるけど、タイ語を書くのはできないって明確にしなきゃいけない。今はほとんど勉強してないけど、インターネットとタイピングと翻訳のおかげで、知らないうちに学ぶことがあると思う。

 

-音楽と教えること以外に好きなことや趣味はある?

 

他の形式のアートを作ることも大好きだけど、最近はほぼ完全にサウンドと仕事に焦点を当ててるね。もし時間があれば、友達とただ座って話したいかな。昔はガーデニング、料理、自転車を楽しんでたけど、バンコクの生活ではやってないね。

 

-人生設計と仕事について​のプランを教えてよ。

 

本当にわかんないんだよ。いつもいろんなことをしつつゆっくり動いてるからね。今はレコーディングスタジオを仕上げることにフォーカスしてるから、ここで本格的な作業ができると思ってる。このままタイに留まって、今までやってることをやり続けたいと思ってるよ。けど最近は、新しい場所にしばらく引っ越して、深い研究をやってみたいとも思ってる。もちろんここが一番寛げる場所だから、戻ってくるけどね。

 

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好きなミュージック・アーティスト

 

Windy & Carl

 

 

 

 

 

 

 

 

La Monte Young

 

 

 

 

 


 

 

Boards of Canada

 

 

 

 

 

 

 

 

Lucky Dragons

 

 

 

 

 

 


 

Lee "Scratch" Perry

 

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好きなミュージック・アルバム

Stars of Lid – “the tired sounds of...”

 

Terry Riley - A Rainbow in Curved

 

 

Koolfang – Jambient

 

 

 

 

 

 

 

Herman "Chin" Loy – Aquarius Dub

Steve Hillage - Rainbow Dome Musick

 

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好きな本

The Beautiful Losers - Leonard Cohen

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


Sonic Theology – Guy Beck

 

 

 


 

 

 

 

 

The Era Of Megaphonics - Timothy Hecker

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


Petcharat Maha Yant 108 - Ajarn Urakint Wiriya Burana

Man and His Symbols - Carl Jung

 

 

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クレジット

撮影場所:Studio Lam、トミーの家

 

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©2020 by thanrasa